「献立」がそれなりに楽しい
昨年結婚したことにより、お料理に対する考え方やメニューに変化が出てきた。
大きな変化としては、「二人分の食事を作るようになった」ということがある。
これは、作る総量は増えているものの、料理の手間と食材の選択という意味では以前よりも楽になっている。
一人分の食事を考える場合、「材料を一人で使い切れるか」ということを考えなければいけない。
お肉やお魚は少量パック、使いきれないものは小分けにして冷凍になる。丸一匹の魚を買ってきて食べようということにはなかなかならない。食事が魚だけでほぼ終わってしまうから。
二人だと、当然大きさによるが丸一匹の魚を塩焼きにしつつ、ご飯と味噌汁と副菜、みたいな食べ方ができる。こういった食事の方が栄養バランスも良いように思う。
食事を考えるとき、「野菜とタンパク質と炭水化物をいい感じで摂れる」ということを考える。
一人分の時は「とりあえずパスタで麺少なめ、タンパク質と野菜をモリモリ突っ込んで終わり!」みたいな食べ方をしていた。
二人分になってからは、「ご飯、主菜(たまに副菜)、味噌汁」みたいな献立になっている。
そう、「献立」という概念が二人になった途端にやってきたのである。
これは、パルシステムで時短セットを買うようになったことも大きい。
今の所、献立を考えるという新しい習慣が楽しくて、まあまあ続いている。
パルシステムのキットには出来合いのもの(冷凍ハンバーグだったり、ポテトサラダだったり)が入っていることもあって、味付き肉、焼くだけの肉や魚、お皿に盛るだけのおかず類を使うことを躊躇しなくなってきた。
こういった食材に対して以前も別に抵抗があったわけではないのだけど、単に使い方がよくわからなかったのである。(実家の食卓にあまりこういう食材が出てこなかった)
自分では絶対に作らないような味付けや食材の組み合わせのものや、使い方が分からなかった食材(例:おかひじきとか)なんかもあって、楽しい。
献立は面白い。
以前なら一食でバランスを考えていたのが、献立全体の組み合わせの中で栄養や味付けのバランスを考えるようになった。こっちの方が選択肢も多いし、楽である。
相変わらずめんどくさがりなので、「野菜足りひん気がするから味噌汁にいっぱい野菜突っ込んでおいたらええやろ」とか「主菜よくわからんから、とりあえず肉か魚でも塩焼きしておけばええやろ」とか「タンパク質足りない時は豆腐、野菜足りない時はレタスかトマトでも足しておけばええやろ」みたいな感じになりがちだが、それでも面白い。
中華っぽい食事の時はスープは鶏ガラベースにして野菜突っ込んでおけば良いし、洋風の時は同じ感じでコンソメに野菜突っ込んでおけば良い。
副菜にはサラダ(レタスのみ)を作ることが多いけど、和風と洋風の時はドレッシングにごま油使えばいいし、洋風の時はオリーブオイルにしておけば良い。
そのうちめんどくさくなるんやろな。(今もめんどくさい時はテイクアウトしてる)